面接でよくある質問No.1!経理の自己紹介実例
私は転職活動を通して、面接を10回程受けました。
必ず初めの質問は「自己紹介をしてください」です。
レパートリーとして、このような質問の仕方もあります。
・職務経歴を簡単に、3分で教えてください。
・職務経歴と自己PRを合わせて教えてください。
・今までやってきた仕事ついて教えてください。
・1分程度で自己紹介をしてください。
どうやって回答すべきか解説します。
1.自己紹介の考え方
自己紹介は職務経歴+自己PR
自己紹介を面接官がまず聞いてくる目的は2つです。
1つ目は緊張をほぐすため。
大抵の応募者が準備してきているであろう王道の質問をすることで、応募者に安心して話してもらい、
スムーズに面接に入るためです。
2つ目は自己紹介を聞いて面接官が面接の間に何を質問していこうか考えるためです。
自己紹介では「私ってこんな人だよ!」と大まかにわかってもらいます。
したがって、面接官がもっと話を聞きたくなるようなキーワードを散りばめることを意識します。
職務経歴だけを述べるのはNG。あなたがどんな人なのかざっくり知りたいのに、職務経歴という事実だけを述べられても面接官には印象に残りません。何にこだわって仕事をしてきたのか、心がけてきたことは何か、を盛り込んだ自己PRを含めて自己紹介をします。
2.自己紹介にかける時間は?
理想は1分半。長くても3分で納める。
自分の自己紹介をとりあえず1分撮ってみて、再生してみてください。
十分長いと思いませんか?
面接は会話です。普段の会話で1分も一方の人がしゃべってることってあまりないですよね。
3分を超えてくると、面接官も聞いていて何を言っていたのかわからなくなってきます。理想としては1分半〜2分でしょう。もちろん、面接官から3分で、と指定されたら3分で話してください。
私は実際に面接で2回、「あなたの今までの仕事と自己紹介を3分程度でお願いします」と言われました。いきなり1分で、3分で、と言われても普段人前で話し慣れていない人はうまく話せなくなってしまいます。3分バージョンと1分バージョンを準備していくのがいいですよ。
私は面接で1分バージョンだけ用意していたため、「3分で」と言われて焦りました。
やはり急に1分から3分に伸ばせず、しどろもどろになりました・・・。
3.自己紹介実例と原稿の作り方
基本のフォーマットはこれです。
①はじめの挨拶
②職務経歴
③自己PR
④締めの言葉
1分バージョン、3分バージョンでも、流れは同じです。
3分バージョンを作って、要点をまとめて1分バージョンを作ると作りやすいです。
まずは3分バージョンの実例で見ていきましょう。
私が実際に面接で言った内容です。
経理の方は内容もよかったら参考にしてください。
文字に起こすと長いのですが…。
なお、この実例は職務経歴書の書き方の実例とリンクしています。
①はじめの挨拶
名前は必ずフルネームで。面接の時間を取ってくれたことへのお礼を述べます。
②職務経歴
職務経歴書の概略を述べます。ポイントはその業務を一言でまとめると自分にとってどういう意味があったのか、を述べることです。実例ですと「幅広く経理全般の業務に携わりました。」と「キャッシュの面から会社全体の数字を見る経験を積んでまいりました。」がそれにあたります。
③自己PR
経理で難しいのが自己PRの考え方。営業職のように目に見える成果が分かりにくい部署なので、どうやってPRしたらいいのだろうと悩みました。切り口としては、
・ルーティーン以外にやった仕事
・あなたが自分から動いたことでできた仕事
・業務時間や業務量を減らした業務改善
などでしょうか。ちょっとしたことでOKです。私も表彰された、といっても感謝状を1枚ぺらっともらっただけですし、報奨金があったわけでもないですし、そもそも誰も私がそんな表彰をもらったなんて知らない程度のものです。でも、嘘ではないですから!!笑
普段の業務+αの部分であなたがやった仕事を書けばオリジナリティと説得力がある自己PRになるはずです。
④結びの挨拶
以上です、と最後に言うのは大事です。初めて転職の面接に行った時に、「以上です」と言わなかったら、3秒ほど間をおいて面接官から「以上ですか?」と聞かれました。若干気まずいので「以上です」と伝えるのは大事です。
これではじめの挨拶から764字で約3分です。アナウンサーが1分間に読める速さが350字と言われています。
一般人ですし、1分間に300字以内を基準に考えた方がよいです。
原稿を見ながら読めるわけではないので、少しゆとりを持って考えましょう。
さて、これを削って1分半バージョンを作っていきます。
①はじめの挨拶
②職務経歴
③自己PR
④結びの挨拶
これで307字です。1分弱です。作成したら必ず自分で声に出して読んでみてください。
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