転職理由=「すぐに辞めないか」の判断材料
面接官が「転職理由は何ですか。」と聞くのは、同じような理由で辞めないかを見たいから。せっかく時間とお金をかけて採用しても、すぐに辞められたら困りますよね。御社へ転職する事で今の不満が解消されますよって明確に示せれば、転職理由の回答として合格です。
ポジティブな転職理由とネガティブな転職理由
転職にはポジティブな理由とネガティブな理由があると思います。
ポジティブ:この仕事がしたい!といった明確な目標がある。
ネガティブ:今の会社が合わない、残業が多い、夫が転勤した等
ポジティブな理由なら、そのまま伝えて下さい。ネガティブな理由なら言い方に気をつけて。
嘘をつく必要はありません。面接官が、それなら仕方ないねと思ってくれるような理由だったら大丈夫。
伝え方のポイントは、
・人のせいにしないこと
ネガティブな理由もこの2つに気を付ければ正直に伝えて大丈夫です。
転職理由の実例
私の転職理由実例
私は夫の転勤で別居して1年経とうとしていたので転職活動にふみきりました。
夫の転勤を理由にしたら、また夫が転勤するときに辞めると思われるのでは?と思ったのでエージェントさんにも相談しました。
でも、そのまま伝えて大丈夫ですとのこと。
転勤した後も仕事を続ける意志を示せば大丈夫とのことでした。
ということで、実際に面接では次のように答えていました。
「きっかけは、夫の転勤です。結婚してすぐに別居して1年近く過ぎました。夫は当分は転勤はない様子です。今の職場での転勤も上司に相談しましたが、経理という職種で異動することは難しいと言われました。私は経理で仕事を続けていきたいと考えていますので、転職活動を始めました。」
ポイントは、
・今の職場でも転勤したいと要望したが、希望の職種では無理だった
というところ。今の職場でどうにかしようとしたけどダメだった、という点を示せたので、面接官も納得してくれました。
転職理由実例 同じ職場の人の例
今の会社には転職してきた人が多いですが、こんな理由の人がいます。
・自分の希望する地域から、本社機能を別の地域へ移そうとしていたから。
・地元で働きたかったから。
転勤ありという前提の総合職でも、住みたい地域があるという理由は考慮されるようです。特に経理は本社のある地域にいることが多いですからね。東京以外の場合はなおさら、考慮してくれると思います。面接官もその地域に住みたいからその会社にいるのかもしれません。
え、こんな理由で大丈夫なの?って思ったかもしれないですが、正直に伝えなければ入社後に困ることになるかもしれません。
どうぞ怖がらずに本当の理由を伝えて下さい。