UターンやIターン、上京しての転職活動。
会社を休む必要があり、交通費の負担があったりするので、遠方へ行く面接は同じ日に効率よく終わらせたいですよね。
私も東京から関西への転職活動を経験しました。
体力的・金銭的にも大変でした。
しかし、工夫して2回だけの往復で済ませることができました。
また、企業からも交通費をもらうことができました。
この記事では、私の体験談をもとに以下のことを紹介します。
この記事でわかること
遠方への転職活動を効率よく進めるコツ
遠方への転職活動で交通費の負担は自分で負担するか否か
面接場所が遠い時にやってはいけないこと
ただでさえ大変な転職活動、遠方となればなおさらです。
できるだけ効率よく転職活動が進められるように、参考にしてくださいね。
面接場所が遠い時に効率よく転職活動を進めるコツ
面接地が遠いなら、できるだけ効率よく内定をゲットして転職活動を終了させたいですよね。
遠方への転職が上手くいくコツを紹介します。
面接地が遠い時のコツ①スカイプ面接か面接会場の変更を企業に交渉
遠方からの転職の場合、一次面接ではスカイプ面接や支店での面接に応じてくれる可能性があります。
企業の担当者に連絡するか、後述する転職エージェントを通じて聞いてもらいましょう。
私は、東京から関西の企業の面接を受けました。
東京にも支店のある企業だったので、転職エージェントを通じて一次面接は東京でやってもらえないか打診してみました。
その結果、東京の支店のテレビ電話で一次面接をしてもらえることに。
最終面接は役員との面接なので難しいですが、一次面接は交渉してみる価値がありますよ。
面接地が遠い時のコツ②スケジュール調整を綿密に
面接地がどんなに遠くても(海外含む)、最終面接は基本的に現地に行く必要があります。
そこで、なるべく往復回数を減らすために、面接を同日に複数企業入れられるようにスケジュールを調整します。
とはいえ、自分ではなかなか、企業の担当者に日程を調整して欲しいとは言い難いですよね。
後述する転職エージェントに頼れば、日程調整はスムーズです。
面接地が遠い時のコツ③転職エージェントにサポートしてもらう
以下の2点を、遠方の面接を受ける際に企業にお願いすることをおすすめしましたが、個人で転職活動をしていると難しいですよね。
面接地が遠い時に効率よく面接を受ける方法
一次面接をスカイプにしてもらうか、面接会場を変更してもらう
同日に複数の面接が入るように調整する
そんな時に頼りになるのが、転職エージェントです。転職エージェントに登録すると、以下のことを転職のプロに丸投げして、転職活動に集中できます。
企業との連絡事項のやりとり
内定が同時期に複数出るようにスケジュール調整
転職エージェントは、転職希望者と企業の間に入って連絡のやりとりをしてくれます。
「無料!?怪しい…」
と思いますよね?(私は思いました)
でも、実は全然怪しくありません。
転職先の企業がお金を払うので、転職活動をしてる人は安心して無料で使えます!!
遠方への転職希望者は、情報収集や日程調整を転職エージェントに代行してもらうことで、応募書類の作成や面接対策など、本来時間を割くべきことに集中できるんです。
【東京⇒関西に転職した私の場合の体験談】
リクルートエージェントをメインで利用。
「一次面接は東京でやってほしい!」
とリクルートエージェントの担当者に遠慮なく駄々をこねました。
企業の担当者相手に自分でお願いしようと思うと、メールの文面を考えるだけで気を遣いまくりです。
転職エージェントの担当者に言えば、いい感じに企業担当者に伝えてくれるのでめっちゃ便利でした。
その結果、3社がテレビ電話での一次面接に応じてくれた上に、関西に行くときには同日に3つの面接を入れるということまでやってくれました。
リクルートエージェントは、賛否両論ありますが優秀であることは間違いなし。
面接場所が遠い時の交通費や宿泊代は企業負担?自己負担?

面接地が遠いと気になるのが、交通費の負担です。
何度も往復すると10万円以上かかることもあります。
企業が負担してくれたらありがたいですが、実際のところはどうなのでしょうか。
交通費は基本的に自己負担
大変残念なことに、基本的には交通費は自己負担です。
事前に、
「面接への交通費は企業が負担します」
と説明があれば企業負担、何も説明がなければ自己負担です。
期待しておいて後でないのがわかる方が悲しいので期待せずにいましょう。
最終面接だけ交通費支給してくれる会社もあるので領収書はとっておく

念のため、企業から連絡がなくても領収書は取っておきましょう。
そもそも、領収書を取っておくことは社会人の基本です。
なので、万が一聞かれたときにとってない、となると「常識がないな」と思われても仕方ないです。
最終面接だけは企業が負担してくれることもあります。
私が転職活動した際は、最終面接だけ企業が新幹線代を出してくれるところがほとんどでした。
したがって、A社の1次面接とB社の最終面接を同日に入れるスケジュールを組むようにしてなるべく自己負担を減らすようにしていました。
交通費についてわからなければ人事担当者に確認!確認するときの例文
交通費について何の説明もないなら、面接担当者に確認してもOK。失礼にはなりません。
以下のようにメールや電話で尋ねれば、印象が悪くなることはありませんよ。
〇月〇日に面接を予定していただいている〇〇と申します。
1点確認させていただきたい点があり、ご連絡差し上げました。
当日は東京から御社の面接会場の大阪に伺います。
交通費は自己負担ということで認識に間違いございませんでしょうか。
お手数ですがご教示いただけますと幸いです。
「自分で負担するつもりでいる」という文面にしておくことで印象が悪くなることはありません。
面接場所が遠くてもやってはいけないこと

面接会場が遠いと、転職活動がとても大変でストレスもたまりますよね。
しかし、以下の2点だけはやらないように注意してください!
面接地が遠いときのNG行動①交通費を企業に請求するのはダメ!
上述の通り、交通費は基本的に自己負担です。
企業側から申し出がない限りは、交通費を請求してはいけません。
また、面接中に交通費が支払われるか否かを聞くのもマナー違反。
不採用になってしまうこともあり得ます。
気になるなら、メールなどで事前に確認しておきましょう。
面接地が遠いときのNG行動②安易に退職しない
仕事を続けながら遠方の面接に行くのはとても大変ですよね。
しかし、転職活動に専念するためとはいえ、安易に退職すると以下の点で後悔します。
離職してから内定をもらうと給与で足元を見られる
精神的に追い詰められて希望していない会社に就職してしまう可能性がある
離職していると、一刻も早く仕事を決めなければ、という焦りから提示される給料に不満があっても受け入れてしまいかねません。
また、希望していない企業でも内定をもらったらここでいいや、と決めてしまうことも。
退職するか否かは慎重に見極めてください。
面接場所が遠い場合の志望理由は重要!

現住所から遠方へ転職する理由は何でしょうか。
Uターン(地元に戻る転職)なら、企業も納得しやすいです。
「地元に貢献したい」「高齢の親の近くに住みたい」で押し通せます。
Uターンについてはコチラの記事も。
https://tensyokukeirizyoshi.work/2019/08/29/zyoseiutaann/
一方で、上京する・Iターンの場合は、「その場所に住みたいから」以外の志望理由を考えておく必要があります。
上京・Iターンの場合の志望動機の考え方は以下の通りです。
やりたいことがある+その地域に住みたい⇒御社がぴったり
志望動機の考え方は以下の記事も参考に。

ポイントは、その地域に住みたいことがメインの理由に聞こえないようにすること。
本当の理由がとにかく上京したいから、だとしても建前は重要です。
面接場所が遠い時の転職活動のコツ まとめ
面接地が遠いなら、転職エージェントを上手く利用することが上手くいくコツです。
- 一次面接は、スカイプや企業の支社で対応してもらえるか確認してみる
- 同日に複数の面接を入れられるように日程調整する
自分で企業にお願いするのは気を遣うので、転職エージェントの担当者から企業に連絡してもらうのが楽ちんです。
本来、時間をかけるべき応募書類の作成や面接対策に時間を割くことができます。
一つ登録しておくならリクルートエージェント
日本最大手の転職エージェントなので、関東圏はもちろん、地方の転職にも強いです。
おすすめの転職エージェントはコチラの記事も参考にしてみてください。
https://tensyokukeirizyoshi.work/2019/08/09/keirisiteagent/
https://tensyokukeirizyoshi.work/2019/08/07/dainishinsotuagentranking/
面接地が遠くても、交通費は基本的に自己負担と考えておきましょう。
申し出もないのに、企業に請求するのは絶対NGです。
面接地が遠いと、ただでさえ大変な転職活動のハードルが上がります。
転職のプロ、転職エージェントの力を借りて集中して乗り切ることをおすすめします。