経理の転職

経理の仕事は楽?将来的に仕事がなくなってやばい?【経理社員の本音】

チャートとパソコンとコーヒー
転職活動中の人
転職活動中の人
経理って楽そうだけど実際どうなん?

こんな疑問に、上場企業で経理をやってる中堅社員が答えます。

結論から言うと、経理も他の職種と同じように楽な面と大変な面があります。

この記事を読めば、経理の仕事のイメージがわかると思うので、経理志望の新入社員や、経理に転職しようかなっていう人は参考にしてみてください。




経理の仕事は楽?決算期は忙しい?

経理の仕事はある面では楽です。

でも、経理が「他の仕事よりめっちゃ楽」ってことはないです。(だったら、経理志望が殺到するはず)

経理社員の私が思う、経理の仕事の楽な面・楽じゃない面を紹介します。

経理が楽だなって思うとき

  1. 基本ルーティーンワークである
  2. 営業みたいなノルマはない
  3. かかわるのは社内の人だけ(社外との接点はない)

ちょっと深堀りしていきます。

経理は楽だと思うこと①基本ルーティーンワークである

 

経理の仕事は決まったことをやっていれば基本はOK、慣れてくると楽。

逆にルーティンワークがつまらないと思う人には経理は苦痛なはずです。仕事で外出することもほぼないし会社にこもりっぱなし。

経理担当者によって解釈が違うと税務調査で面倒なことになるので、社内マニュアルもしっかり整備されていることが多いです。

だから、前任者がやっていた通りにやっていればあまり問題になることもありませんし、経理は楽だなって思われるのもまあ、そうかなって思います。

経理は楽だと思うこと②営業みたいなノルマはない

経理は営業と違ってノルマはありません。自分の仕事の成果がわかりにくくやりがいがない、とも言えますがその反面、仕事は精神的に楽です。

営業成績みたいなものもないので、職場内の人同士で比較されることもない。

だから、職場の雰囲気もわりと和やかなことが多いです。(決算期以外)

経理はみんなで作業なので競い合うより仲良くやってこうぜ、ってスタンスです。

厳しいノルマを課されることなく、ルーティンワークで仕事を回せるのは楽な面ですね。

経理は楽だと思うこと③関わるのは社内の人だけ

経理は普段の仕事では社内の人としか関わりません。

社内の人は(ふつうは)味方ですから、理不尽なことを要求される場面は社外と関わる部署よりも少ないです。(たぶん)

むしろ、社内の数字のことは経理しか知らないことも多いので社内の人から教えてほしいと頼まれることもしばしば。

社内の人から頼りにしてもらえるのは嬉しいものです。

経理が楽じゃないって思うとき

経理は楽な面もあれば、楽じゃない面もあります。

私が「経理は楽じゃないな」って感じるのはこんな点。

  1. 決算期の忙しさがやばい
  2. 税務調査の時の緊張感がすごい
  3. 間違いは許されない

やばいとかすごいとか、ボキャ貧ですみません。笑

経理だって楽じゃない①決算期の忙しさがやばい

経理の決算期はとにかく忙しいです。

特に四半期決算と年度末の決算の時期は残業で終電までなんてことも珍しくありません。

経理の仕事は納期が決まってて、イレギュラーなことが起こっても必ず期日までに決算の数字を固めて決算発表をしなくてはならない。

3月決算の企業の経理は桜の咲く時期が最も忙しい。ゆっくりお花見、はなかなかできません。

また、決算の数値は経営層の人も気になっていますから、できる限り早く、ある程度の数値を報告する必要もあります。

決算の作業が忙しい時に偉い人が来て「今年度の決算はどうだったか」なんて聞いてくるので、プレッシャーはなかなかのものです。

経理だって楽じゃない②税務調査の時の緊張感がすごい

会社には、数年に一回税務調査が入ります。

国税庁の人が来て、「税金ちょろまかしてないかな?」って調査しに来ます。

グレーゾーンの経理処理については、経理担当と国税の担当者が揉めることもしばしば。

税務調査で悪質な税金逃れが見つかると、税金はもちろん追加されるし、会社の信用にもかかわるのでみんなピリピリ。

過去の自分のやった処理が問題になったりするとひやひやもんです。

経理だって楽じゃない③間違いは許されない

経理は経営の判断にも使用される社内の重要な数値を扱う仕事ですから、間違ってしまうと経営に大きな影響を与えかねません。

また、上場企業の場合は株主や投資家といったステークホルダーへの公表が求められるため、決算の数値はより大きな意味を持ってきます。

しかも、間違いのないようにやるのが当たり前の仕事ですから誰からも褒められません。

営業だと、新規の顧客を獲得したり、大きな受注をしたりしたときには目に見える成果があり、社内でも評価してもらえますよね。

経理の仕事はできて当たり前、って思われがちなので、あまり報われない仕事とも言えます。

経理に転職したいなら

未経験で経理に転職したいなら、とりあえず大手の次の転職サイトに登録して求人を見てみるのがおすすめ。

どっちかにしか載ってない求人もあるので、両方とも登録しとくと良いと思います。

  • リクナビネクスト:転職した人の8割が使う転職サイト
  • doda:リクルートに次ぐ大手。転職エージェント機能も

dodaは登録すると、転職の相談に乗ってもらえる「転職エージェント」も無料でついてくるので気軽に使ってみてください。

転職エージェントの中でも親身で、「転職するか迷ってるんだけど」って相談ものってくれます。

見てみるとわかるんですが、経理はけっこう未経験OKの求人多いですよ。

簿記の資格はあったらいいかな、ってくらい。なくても仕事はできます。

経理の仕事は将来的にやばい?仕事がなくなる?

経理の仕事はAIがやるからなくなる。そんな話を聞いたことがある人も多いと思います。

実際のとこ、どうなん?っていうと「いつかはなくなるけど、当分はなくならない」です。

経理目線で経理の仕事の今後について書いてみます。

経理はAIでなくなりそうな仕事No.1

社内の仕事で、一番初めにAI導入が進んで人間がいらなくなるのは経理の仕事だと思います。

経理のルーティーンワークにおいて、判断が必要な場面はほとんどないから。

基本的に経理の業務は「この事象はAの処理をする」「この事象はBの処理をする」…と会計基準で決まってます。

決まった処理なので、コンピューターが得意な分野ですよね。

電子帳簿保存法で経費精算も自動化ができる

2020年に改正された「電子帳簿保存法」って法律で、政府も経理の自動化を後押ししてます。

電子帳簿保存法って何かっていうと、「紙で保存しなきゃいけなかった書類をデータを保存しておけばOKにするよ」って法律です。

経費精算をするとき、レシートをのりで貼って経理に出す、という超アナログな作業が必須だったんですが、スマホでレシート撮影すればOKに。

さらに2020年の改正で、キャッシュレス決済ならレシートも不要で利用明細のデータだけでOKに。

ということは、PayPayとかクレジットカードの利用明細を会社のシステムと連携できれば、経費精算っていう業務そのものがなくなるわけです。

経理の仕事が全部AIに置き換わるのはかなり先

さて、こんな夢みたいな経費精算、理論上は可能なんですが・・・多くの企業で導入されるのは10年じゃ無理でしょう。20年・30年はかかるんじゃないでしょうか。

私は上場企業で経理やってますが、まだまだ紙文化です。ハンコも必須だしレシートも紙をのりづけ。

経費精算をスマホでできるようにしてるのはIT系などイカした会社だけですね。

経理の仕事はもちろん、経費精算だけじゃない。

決算のとりまとめとか、予算のとりまとめとか、会社の数字にかかわること全部。これもAIが全部できるようになると思いますが、ず~っと先の話です。50年とかはかかりそう。

つまり、経理の仕事が将来なくなるとしてもず~っと先の話。

しかも、経理はどの会社にも必要だし、どの会社でもやることは変わんないので、経理の知識を身に着ければ食いっぱぐれることはないと思います。

今後、経理に求められるスキル

経理の全部の仕事がAIに置き換わるのは先ですが、単純作業の経理社員はいらなくなってきます。

数十年前まではお給料を手渡しだったから、給与袋にお札を数えて入れる人が必要だったけど今はそんな人いらないですよね。

こんな感じで、経理の単純労働をしてる人は仕事がなくなっていくのは間違いない。

じゃあ、どんなスキルを持ってる経理の人が生き残れるのか、っていうと2つ。

今後の経理が持っておくべきスキル

  • 社内のシステムの深い知識を持つ
  • 経理の知識を生かして経営層に提言できる

社内のシステムの深い知識を持つ

それぞれの部署でこんなシステムを使ってることが多いのではないでしょうか。

  • 営業部門:受注システム
  • 購買部門:購買システム
  • 人事部門:給与システム などなど

経理はこのそれぞれのシステムの数字を1つにまとめ上げていくのが仕事。だから、各部署が入力するデータのロジック、システムを詳しく知っている人は重宝されます。

「このシステムのここと経理の数字が合わないのはなんでじゃ!」みたいなことがしょっちゅう起こるので。

また、先ほど述べた通りAIの導入が経理部門で進んでいきますが、その導入に携わることができるくらい経理のシステムに精通している人は今後も必要です。

経理の知識を生かして経営層に提言できる

ただ数字を取りまとめるだけで精一杯、って会社も多いのが経理の現状だと思いますが、経理の本来の仕事は「数字を経営に生かす」こと。

経理の仕事の自動化が進んだら、単純作業をする人はいらなくなって、経理の知識を経営に結び付けられる人だけいればOKです。

数字からどのような情報を読み取って分析できるか、どんなストーリーで対外的に説明するかを考えられる人が必要とされます。

ただ、このような経営に活かせる経理になるには相当の経理の知識を持ち、社内の仕組みを詳しく知っていなければなりません。

けっこう勉強が必要だし、楽じゃなさそうですね。

経理の仕事は楽な面もある。仕事はすぐにはなくならん

仕事は何でもそうだと思うんですが、経理も楽な面と楽じゃない面があります。

経理は成果が見えにくい半面、営業のようにノルマはないし競争もないので職場内の雰囲気もギスギスしてないことが多いです。

今後はAIにとってかわられるからやばい?って点については「当面は大丈夫」というのが経理社員の実感です。

経理に転職したいな~ってことでしたら、とりあえず求人を探してみては。経理は未経験OKもけっこうあります。

  • リクナビネクスト:転職した人の8割が使う転職サイト
  • doda:リクルートに次ぐ大手。転職エージェント機能も
4人に1人が就活エージェントを使っています。

就活は1人でやると失敗します。

今後の人生が大きく変わる就活だから、できることは全部試したほうがいい。

キャリアセンター就活エージェントは完全無料でリスク無し。最短1週間で内定Get。

ES添削や面接指導でライバルと差をつけよう。