就活

【女性向け】総合職で本当にOK?女性総合職を選んで後悔した体験談

私は、何も考えずに女性総合職を選択したことを後悔しています。

この記事では、女性で総合職を選ぼうか迷っている人向けに、私が就活生の時に知りたかった「女性総合職の働き方の現実」について紹介。

高学歴な女性ほど、周囲は総合職だから自分も、と思考停止で総合職を選びがちです。

しかし、本当に総合職で、男性と同じ土俵で、仕事をしたいですか?

一般職で長く勤めた方が、生涯年収も高いですし、ライフワークバランスの充実の面ではメリットがたくさんあります。

後悔のない選択ができますように。

女性総合職の割合は?【離職率がめっちゃ高いという事実】

女性で総合職を選んでいる人の割合はどのくらいでしょうか。

厚生労働省が統計を発表しています。

新卒女性の総合職割合は5人に1人

厚生労働省が発表した統計によると、女性の総合職は22%

総合職のうち5人に一人が女性という結果になっています。

✅ 新卒女性の採用割合

  • 総合職:22.2%
  • 一般職:82.1%

厚生労働省「平成26年度コース別雇用管理制度の実施・指導状況」より

注意点。この統計は、総合職・一般職などの区分のある「コース別雇用管理制度」のある企業のみを対象にしているので、実際の総合職女性の割合はもう少し高いと考えられます。

総合職女性の離職率はかなり高い

厚生労働省の統計によれば、女性総合職の離職率は以下のような結果になっています。

✅ 女性総合職の離職率

  • 10年後の離職率:59%
  • 20年後の離職率:86%

厚生労働省「平成26年度コース別雇用管理制度の実施・指導状況」より

10年後には半数以上の女性総合職が辞め、さらに20年後には9割近い女性が離職しているということ。

統計をとった時点から10年前・20年前なので、女性総合職が働く環境も今以上に厳しかったとはいえ、女性が総合職としてキャリアを積む難しさがわかります。

女性総合職を選んで後悔した私の体験談

私と同じ大学の女性で、一般職を選んだ人は周囲にいませんでした。

思考停止で、私も総合職をえらびました。

別にバリキャリを目指したかったわけではなく、むしろできる限り仕事をしたくなかったのに。

そして案の定、女性総合職として働き始めてから、私は激しく後悔しました

後悔した理由は3つあります。

✅ 女性総合職を選んで後悔した理由

  • 転勤があるから
  • 残業時間が長いから
  • 将来が見えなさすぎるから

就活していた頃、私には想像力が欠けていたな、と思います。

女性総合職として働くのがどういうことなのか、体験談を交えて紹介します。

女性総合職を選んで後悔した理由①転勤があるから

本当に、全国転勤の覚悟がありますか?

縁もゆかりもない、超田舎が私の最初の勤務地でした。

総合職女性で同じ地域に異動した人はおらず、悩みを相談できる友人も近くにいませんし、実家も遠い。

とにかく孤独でした。

田舎育ちだったので耐えられると思っていましたが、はっきり言って田舎は若い女性が一人で住む場所ではありません。

田舎に住んでいる若い女性は、家族と住んでいるので一人暮らしの女性はほぼいない。

したがって、若い女性が一人で出かけられるような場所もない。

休日は家から一歩も外に出ず土日の丸2日、誰とも話さないこともざら。

一方で東京勤務している友人は、キラキラOL生活を送っています。

今思い出しても、20代の貴重な時間を田舎で無駄にした後悔は消えていません。

このように、どこに飛ばされても文句を言えないのが、総合職女性です。

一般職であれば、転勤はありません。好きな場所で転勤することなく働くことができます。

女性総合職を選んで後悔した理由②残業時間が長いから

総合職男性と同じ立場ですから、当然、残業することを要求されます。

残業が多かった頃の私の生活

  • 22時過ぎに会社を出て23時半に帰宅
  • 軽い夕飯・シャワーを浴びて倒れるように寝る
  • 翌日の7時半には出社

こんな日々が続いて、お肌ボロボロ、生理も止まりました。。

女性は、男性と同じように働くのは体力的に難しいです。

一方で、私がどんなに忙しくても、一般職の女性は毎日定時の17時半に帰っていました。

平日の夜でも、友人と食事をしたり、習い事をしたりと充実しているようで羨ましくなりました。

「バリバリ働いてキャリアアップしたい」という女性以外は総合職を目指さなくていいと思う

あくまでも個人的な意見ですが。

やる気ない系の総合職女性だったので、こんなにプライベートを犠牲にして体力の限界まで働く意味が見出せませんでいた。

女性総合職を選んで後悔した理由③将来が見えなさすぎるから

女性総合職は、今まで述べてきた通り転勤・残業があります。

だから、常に頭の片隅に将来どうする問題があります。

✅ 総合職女性がいつも考えてしまうこと

  • 結婚して転勤になったらどうするのか
  • 子供を産んでからも働けるのか
  • 夫が転勤になったら辞めるのか

結婚・子育てで決断を迫られるのは、男性ではなく女性です。

男性はとりあえず仕事優先なので。もちろん、全員じゃないけど、男性優位の日本社会ではこれが現実。

「どうせ中断されるキャリア、頑張る意味ある?」って思うのは当然かなと思います。

私自身を含めて、周囲の総合職の女性がどうしているのか。

考えてると何もできないので、場当たり的に対処している総合職女性が多い。

いざ、夫が転勤になったり、子供ができたりしたら、考える。

そして、対処できそうだったら仕事を続ける、ダメそうなら辞める。

結婚したばかりなのに、転勤を命じられたらどうしよう、実家が遠いのに、子供が生まれたらどうやって仕事を続けよう。

心のどこかでいつも考えることになり、将来のプランが見えにくいです。

一般職だったら、少なくとも自分の転勤と残業の心配はありません。

変数が少ないから、将来の見通しもつきやすいです。

自分のキャリアに迷っているなら

女性が新卒で総合職・一般職のどちらを選ぶのかは、一生を左右するといっても過言ではないです。

だから、自分はどっちが合ってるのか迷うなら、社会人の経験がある人に相談すべき。

親や知り合いに相談しにくいなら、就活のプロである、就活エージェントに相談してみるのも手です。

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一生に一度の新卒プレミアチケットを無駄にしないように、できる限りのことをしてください。

女性総合職を選んで後悔している私からのアドバイスです。

女性が総合職を選んで後悔しないために

私の体験談から言えることは、女性が総合職を選ぶなら、覚悟をもって選ぶこと。

特に、高学歴の女性ほど以下のような理由で、何も考えずに総合職を選んでしまいがち。

✅ 高学歴女性が総合職を思考停止で選んでしまう理由

  • 周囲は総合職を選んでいる
  • 高学歴のプライドがある

しかし、本当にあなたは総合職で働きたいのでしょうか。

一般職を選択して家族の近くで、ワークライフバランスの取れた生活を送る、というのも立派な選択です。

無理して総合職を選ぶ必要はないです。

自分がどう働きたいか、働き方から、一般職・総合職を選ぶのもありだと思いますよ。

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